ニャーコの健康と栄養のメモ

~猫の栄養学や健康ケア調べの備忘録です~

猫のダイエットはゆっくりと。焦りは禁物!

「ちょっと太ってきたかも…」
そう思って、急にごはんを減らしてしまう飼い主さんは少なくありません。
でも、猫のダイエットは“急に”やってはいけないんです。


急激なダイエットは命にかかわることも

猫は、もともと飢えに弱い動物。
食べない日が続くと、体の中で脂肪を分解してエネルギーを作ろうとします。
ところが――

このとき大量の脂肪が肝臓に運ばれてしまい、処理しきれなくなることがあるんです。
これが「肝リピドーシス(脂肪肝」と呼ばれる状態。

一度起こると命に関わることもあり、治療には入院や点滴が必要になるケースもあります。

犬は比較的「飢え」に強いのに対し、猫は飢えに弱い動物です。 猫の肝臓は、もともと新鮮な獲物を食べる生活に適応しており、常にフル稼働しています。

そのため余力が少なく、急に多くの脂肪が運ばれると処理しきれず、肝臓に負担がかかってしまうのです。

どんな子が注意すべき?

  • 太り気味〜肥満気味の猫
  • ごはんを急に変えたときに食べなくなった猫
  • 環境の変化(引っ越し・多頭飼いなど)でストレスを感じている猫

こうした子は、たった2〜3日食べないだけでも危険なことがあります。


ダイエットの基本は「少しずつ」「長く続ける」

  • 1週間に体重の1〜1.5%を減らすペースが理想
    (例:5kgの猫なら、1週間で50〜75g減)

  • ごはんの量をいきなり減らさない
    少しずつ減らして、体重や食欲を見ながら調整を。

  • 獣医師に相談して計画を立てる
    フード選びやカロリー計算をサポートしてもらうと安心です。


ダイエット中も「食べる喜び」を大切に

ダイエットといっても、「食べられないストレス」を与えてしまっては本末転倒。
食事の回数を分けたり、食器を工夫したり、食べる時間を楽しめるようにしてあげましょう。

💡 たとえば、
- 少量を回数分けして与える
- フードを探す“ノーズワーク”遊びを取り入れる
- 食後にゆっくり撫でて(ブラッシングも)リラックスさせる


まとめ

猫のダイエットは、焦らず「ゆるやかに」が鉄則。
食べない日が続いたり、急に元気がなくなったらすぐに動物病院へ。 (特に肥満猫) ニャーコ達が体も心も健康に保てますように。